デザイン上達法

模写のススメ

どうもkeloです。

今回、ご紹介するデザインが上手くなる方法とはずばり「模写」です。

そう、「真似る」と書いても良いですが「模写」の方がしっくりきて正しい気がするのでこう書かせてもらいます。さて「模写」のやり方ですが簡単に言えば。。

1.あなたが憧れるような作品を探してくる、
2.それを可能な限り真似して、模倣して描く!

内容として実はこれだけです。

もちろんこれから詳しくこの「模写」という方法の効果について書かせてもらいますが。^^実際、試してみた人は知ってるかと思いますがこの方法は、かなり効果的です。

僕がこの方法を伝えてひととおりやり通した人は、普通に上手くなっていますし、その後、特にアドバイスもしていないのに勝手にひとりで上手くなっちゃった方も多いです。ですから、ついつい嬉しくなって色々な方に伝えたり、こうしてブログでも書いてしまってます。実は皆さんの中にも無意識にこの模写法?をやっちゃってる方もいらっしゃるのでは?(がっつりと模写をするのでなくただ好きな作品を真似て少し作ってみる、なんて事はものを作る人なら自然にやっていそうです。

バンドでもいきなりオリジナルから出来なくて、始めに練習するのは誰かのカバーだったりして、そうやって色々と真似ているうちにオリジナルも出来るようになる!というのが自然な流れのように思うんです。

模写法の具体的なやり方について先ほどの書き方ではあまりに簡単すぎるので、もう少し具体的に書かかせてもらいます。

1.クオリティの高いデザイン作品を選び
2.それ徹底的に「模写」する
3.「とにかく形になるまで仕上げてみる!

このような流れになります。

順を追って僕なりに思う、ポイント、大事な部分も含めてご説明していきますね。

1.クオリティの高いデザイン作品を選ぶ

「クオリティの高いデザインを選ぶ」何となく素敵なデザイン、心にしみるデザインって世の中に溢れているのは、どなたでも感じる所でしょうけど、あらためて「自分が時間をかけて模写するくらい」に興味を持てて同時に皆にも「クオリティ高いな」と納得してもらえるデザイン、って探すのは結構難しいかもしれません。日々、ある程度アンテナをはって良いデザインをセレクト出来る目を持っていないと難しいかもしれません。

逆に言えばその意識自体がデザイナーを育てます。「あのデザインやこのデザイン良いな〜模写しろって言われればあれだよな」というデザインが全く浮かばないのでしたら、まずは良いデザインを探せるようにアンテナをはる所から始めるようにしましょう。

しかし、またあんまり難しく考え過ぎても何も出ないかもしれないので楽しんで続けられるように工夫してください。探せるかどうか?は本当に意識するかしないか?というだけの話だと思いますので、是非色々なサイトを見る時、「自分が模写したいくらいに憧れるデザインはないか」と気をつけて見るようにしてみてください。

そうすると不思議と、そういう作品が目に飛び込んでくるようになってくるんですね。

いずれにせよ、やはりまず第一に「自分が模写したいくらいに憧れるデザインはないか」と心に留めて、探す事だと思います。デザインに対する興味が高くなればなるほど探せたりもしますので、

「1.クオリティの高いデザイン作品を選ぶ」この部分も「模写」をしてデザインスキルをあげていく方法の中で僕はとても大事な箇所だと思いやってみてください。ここだけやってみるだけでも、実は十分デザインの勉強になったりします

2.それを徹底的に「模写」する

これは言葉の通りです。一番良いのは、とにかく集中してどんどん模写していく事です。そう、ただただ再現していきます。

簡単に「再現」と書きましたが「再現」できるのか?という問題(と言うか課題)があります。何せ、参考作品は「あなたが憧れるようなクオリティの高いプロのデザイン」です。簡単に真似されるようでしたらプロとして逆に困ってしまいますよね。でもそこを頑張って迫ってみます。あまり書くとネタばれ、みたいになって来てあんまり良くないかもしれませんがまずは自分が模写をする、という視点で参考作品を見ます。

自分が再現する事を前提にデザインを見てみる。

ぶっちゃけ言うとここで、参考デザインを作り上げたデザインスキル、と自分のデザインスキルを比べざるを得ない状況にもなったりします。

例えば、再現出来ないな、と心底思ってしまったとしたら

描写力自体、自分がその作品レベルまでいっていないのかもしれません。そうしたらそれを縮めるべく
色々とごちゃごちゃやってみる。この時に色々と考えるのも良いのですがとにかく再現するようにトライする事が大事です。

やってみてわかる事ってかなりありますので、ただただやってみて下さい。

「模写する」ということはすなわち、作者と同じ土俵の上で練習をする事と同じ事でもあります。そう、繰り返しになってしまいますが、

しのごの言わずにとにかくやってみる事をオススメします。普通に面白いと思います。

3.とにかく形になるまで仕上げてみる!

はい、これについては2の続き、と言いますか、まあ、途中で諦めないである程度までやってみないと効果は出ないですよ。と言うだけです。読者の方々を信頼しないのではないのですが、僕の周りでこの方法を勧めた方で「形になるまで、模写したよ、と人に言えるくらいまで、もっと言えば人に見せられるくらいにまで」仕上げる事が出来なかったような方が結構いたからなんですね。

これはなにも作品全部を完全に「どっちがどっちかわからない」というレベルまで仕上げろ。と言ってるわけでも何でもなく途中でも構いません。ただ、人に見せられるくらいにまでは仕上げないと効果は出ませんよ。というだけです。

2の所で

「模写する」ということはすなわち、作者と同じ土俵の上で練習をする事、と同じ事でもあります。
と書かせてもらいましたがつまり、この練習する時間を短くはしょらないでもらいたい、とそういう事です。

手をつけたかどうか。くらいで止めてしまう方が多いのは、多分自分の作品として発表もできないわけなんで普通の作品より完成に対するモチベーション自体は低くなるからかな、と僕なりに推測します。

しかし、もしそういう風に思われる方がいれば「完成させるのは、模写する作品でもあるけど自分自身の作品なんだ、その為の練習なんだ」と強く意識してある程度まで作り上げてもらいたいですね。そして、何個か模写した上で少し模写しただけで、あるいは見ただけでも何かを掴める、ようにもなってきたりします。そこまでいけば問題ないと思いますけど。ですがまずはある程度の完成を心がけましょう。コツとしてはやはり参考デザイン選び、でしょうか。自分が憧れる、つまりは大好きだ、という作品を選ぶ事ですね。そうすればその参考作品への「憧れ自体」がテコになるはずです。

是非頑張ってみて下さい。それでは今日はここまでとさせてもらいます。

最後まで読んで下さってありがとう御座いました。

kelo